出雲大社の北側に広がる山脈を越えると、鵜鷺岬(うさぎみさき)という海岸線に出ることができます。ここには黄泉の国へとつながる猪目洞窟があるのですが、その近くにもう一つ不思議なスポットがあります。

地元の人からは御陵神社(ごりょうじんじゃ)と呼ばれています。

このスポットについて、どこまで的を得たご説明をできるかわかりませんが、、確実に言えることは行っちゃダメ!!ということでしょうか。。

あ、もう少し正しい言い方をするならば、軽はずみに訪れてはいけないという言い方になるでしょうか。。

 

御陵神社の磐座

御陵神社の鳥居をくぐると目の前に広がる大きな磐座。その姿はパワースポットなどという軽い言葉では言い表せない。なんというか、非常に恐ろしい。

久しぶりに感じた恐怖。薄暗いとか、人気が無いとか、そんな理由ではない。足がすくむ感覚を覚えながら足を進めた。

余談だが、石段などはなく、雨の日やその翌日に参拝する際は大変滑りやすくなるので注意です。手すりになるようなものもありませんので、万が一の際に手を着けるよう、軍手などを持っていく事をおすすめします。

 

御陵神社のお社

磐座の影に隠れるように鎮座する社殿。鳥居から見ると丁度死角となる位置にあります。お社の隣に置かれた謎の動物の頭蓋骨。

その上にある岩肌には人面のような模様が浮き出ています。左下にはお神酒に使われたと思われるワンカップ酒が3つ転がっており、中のお酒はなくなっています。

まるで、この場所で直会でも行われたのでしょうか?神様の前でお酒を飲む人とはいったいどんな人・・・?

 

この動物の頭蓋骨、鹿のものでしょうか?

動物の骨格には詳しくありませんが、なぜ頭蓋骨を置く必要があったのでしょうか?まったく説明不能です。

当然ですが御祭神が誰かも分からず。どこにも御由緒は見えません。

 

御陵とは!?

御陵というのは一般的に天皇のお墓を意味します。言い換えると国の大王だった方の埋め墓なのです。一体どなたの御陵なのか!?

それについては古事記・日本書紀はもちろん、出雲風土記にもその記載が見えません。記述があるのは出雲旧家の伝承のみ。その伝承とはお昼間にお話しするような内容ではありませんし、真偽の程もあきらかではありません。。

 

黄泉の国の入口

御陵神社の近くには黄泉の国の入口とされる猪目洞窟があります。

あ、しまった!出雲風土記には「夢でこの場所に来ると死ぬ」と記載されていたんでした!見てしまった方、すみません。。

 

出雲大社の御祭神、大国主命は幽世の大神とされています。

国譲りの際に、出雲国を天照大御神の子孫に譲った際、自らは幽世(かくりよ)の世界を治め、もう出てくることはないと約束しています。

出雲大社の裏山を境にこの世とあの世が存在するのでしょうか?

 

様々な事柄には明と暗、陰と陽が存在しています。御陵神社を始めとした鵜鷺岬は、太陽が沈んでいく方角、出雲大社の陰の存在なのでしょう。

 

御陵神社へのアクセス

出雲大社から北へ7km、車なら15分程度の距離なのですが、このマップの通りに走っていくとかなり細い山道を行く事になります。

途中に出雲大社境外摂社の三歳社(みとせのやしろ)が見えますが、そこを過ぎると車一台通るのがやっとの細い峠道となります。引き返すことも難しいです。

また、謎の「才の神の水飲み場」や「鷺銅山跡地」などの遺跡に出くわします。しかもケータイは圏外となります。。

 

参拝される方は十分お気をつけください。ここで書けなかった真実はまた別の場所に書きたいと思います。古事記・日本書紀に書かれていないことを論じる時は、時と場所を選ばなくてはいけませんから。

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