1. HOME
  2. ブログ
  3. 【神在祭2018】神在祭(かみありさい)と縁結大祭の日程は!?

【神在祭2018】神在祭(かみありさい)と縁結大祭の日程は!?

神迎神事、神迎祭を終えた翌日から1週間、全国からお集まりになった神様が出雲大社に滞在され、連日会議をなさいます。

 

この会議は神議ごと(かむはかりごと)と申しまして、この世に生きる人すべてにこれから起こる事を予めお決めになるのです。もちろん人のご縁をどう結ぶのかも、大事な議題の1つです。

 

f:id:kunato38:20181017230023j:plain

2018年の神議は

11月18日(日)~11月24日(土)までの7日間です

 

この期間中は上の宮で連日「神議」が行われ、夜には「十九社」にご宿泊になります。

 

神在祭はこの神様がご滞在中の期間に行われます。非常に大事なお祭りです。特に十九社でのお祭りは粗相が許されません。

 

神在祭は

11月18日、22日、24日の3日間

一般の方は参列できません!

 

神在祭を楽しみにお越しになる方はご注意ください!

 

上の宮と十九社はこちらの記事をご参照ください
www.izumo-enmusubi.com

 

www.izumo-enmusubi.com

 

 

 

神議ごとの期間中は粗相は許されない

一年に一度しかない大事な審議の期間。言わば全ての人々の運命が決まる期間。

出雲大社周辺の住民は特に粗相がないように気を付けてきました。

 

とくにこの期間中には家を新築したり、歌や舞や楽器を控え、物静かに過ごしたため「御忌祭(おいみさい)」と呼ばれていました。

 

近年ではこの感覚がわからず、神在祭が行われている十九社付近で騒いだり、十九社に向かって個人的なお願いを向ける人がいるようです。全ての人々の縁結びが決定される重要な期間に自分のお願い事を優先して神様にもうしあげるなど、幸せになれるはずもありません。

 

どうか神様には日ごろの感謝の気持ちをお届けする事を忘れず、また今の自分が在るのは他に支えてくれている「誰か」がいるからだと気づいてください。そうすれば神様にお願いをするべき時がいつなのか、どこなのか、自然とわかるはずです。

 

良縁を求める人は特に、自分の行うべき行動を間違わないでください。

神社では感謝が一番大事という記事を過去に書いています

 

www.izumo-enmusubi.com

 

 一般の方が参加できるのは縁結大祭のみ!

 11月18日、22日、24日の3日間にわたって行われる神在祭は一般の方が参列できないイベントですが、縁結大祭には予約すれば参列できます!

 

2018年縁結大祭とは!?

この神在祭の期間中に行われ、主催神の大国主命をはじめ全国八百万の神々に向かって祝詞が奏上されます。この良縁を願うお祀りごとに一般の方も参列することができます。募集要項と開催期間は下記の通りです。

 

応募方法
  • 申し込み締め切り 2018年11月10日
  • 申し込み方法 往復はがきにて応募。抽選により1枚で1名参列。
  • 御祈祷料 5,000円/人

 

 

2018年日程と定員
  • 縁結大祭① 11月22日午前10時(定員:2000名)
  • 縁結大祭② 11月24日午前10時(定員:2000名)
  • 臨時縁結大祭 11月23日 午前10時(定員:1700名)

 

準備と当日のスケジュール
  •  当選のはがきを持参、ジャケットなどの”失礼のない服装”で参列
  •  朝8時に手水屋横、銅鳥居前のテントにて受付

 

※はがきの記載方法

※送付先 〒699-0701
島根県出雲市大社町杵築東195
出雲大社社務所内 縁結大祭係 宛

f:id:kunato38:20181017225202p:plain

f:id:kunato38:20181017225237p:plain

 

特に23日は勤労感謝の日ということもあり、混雑が予想されます。大祭に参加をされないかたも、御参拝の時間などはご注意ください。

 

大祭に参加できなくても、この期間中に全ての神様に感謝をお伝えし、八百万の神々とご縁が結ばれると考えれば、こんなにお得なことがあるでしょうか!?

 

神在月はぜひ出雲大社にお越しくださいね。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

関連記事

初めての日本神話にオススメの本

神社に興味があるのに!
神社の御由緒書きを読んでも内容が分からない!

パワースポットとか大好きなのに
ネット検索するしか調べる術がない…

日本文化をもっと詳しく知りたい
と思ったら、神話にルーツがありそうだと分かった…

などと悩んでいる方!実は僕もそうだったんです!これからご紹介する本を読めば、神社に行くのがもっと楽しくなって、日本文化のルーツが分かります!

でも神話って読みにくい・・・そんな最初のハードルを越えやすい優秀な書籍です。
僕は今でも片手に読みながらブログを書いています。時には神社参拝に持っていく事も!
神社のいろはを勉強するならまずは読んで欲しい。。そんなお勧めの書籍たちをご紹介します!


古事記の入門書

皇室の旧宮家である、竹田恒泰先生の書籍。古事記には非常にたくさんの神様が出てきて、全部覚えようとすると挫折します。。実は古事記って再び登場する神はほとんどないんです。 この本は覚えた方がいい神様とそうではない神様を見分ける目印がついているというスグレモノ! さらに皇室側の視点で見た読解がすごく面白い!そして丁寧な解説!初めて古事記を読むなら、この本が絶対おすすめ!


日本書紀の入門書

神話や和歌が少ない日本書紀は、読み進めるのがつまらなくなりがち。だって日本書紀って年表を読んでいるような気になる記述なんです。 でもこの本なら漫画表記と文字表記がペアになっているという画期的な工夫がなされています! 文字だけ読みたい人にも、漫画だけ読みたい人にも一冊で対応可能!しかも、どっちを読んでもある程度内容がつかめてしまうという・・・初めて日本書紀読むなら絶対これ!


超高速で理解する古事記

note
超高速で理解する古事記|note

神様の名前を読む自信が無い!
神話を読む自信が無い!
そもそも本を1冊全部読めた試しがない!
だいたいどんな話なのか分かれば十分という方!
これなら超高速で古事記を理解し、10分あれば古事記の概要を理解し、天皇や神社について大雑把に理解できます。
時間のない方にもおすすめです!
読んでみる

神社参拝に便利な御朱印帳


出雲の神社を歩くなら!
御朱印帳を持参して思い出を残しましょう!
コロナ禍でも、神社参拝ならソーシャルディスタンスを保ってひっそりと楽しめる!日本人ならではの旅行を楽しみましょう!