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宍道湖の東岸にある「お祓いの神様」を祀る神社、売布神社(めふじんじゃ)。この神社の御祭神はお祓いの神様の中でも特に、水に関係があります。

売布神社の御祭神

速秋津比売命はやあきつひめ

五十猛命いそたける

大屋津姫おおやつひめ

抓津姫つまつひめ

 

速秋津比売はお祓いの神様四柱のうちの一柱。

川から流れ込んできた穢れ(けがれ)を海の底で飲み込むのだと伝えられています。

宍道湖はもともと日本海に砂が堆積して出来た湖ですので、海と見立てられても不思議はありません。

別名 水戸神みなとのかみと呼ばれることも。

五十猛と二柱の姫は、共に須佐之男命の御子です。特に植林に関わる恩恵をもたらした神です。

 

 

売布神社の御由緒

神社の名前の由来は「芽吹き」

もともとは櫛八玉神くしやたまのかみが生命の祖神として速秋津比売をお祀りした事が起源と伝わっています。

櫛八玉神とは古事記によると速秋津比売の孫にあたります。

国譲りの時に建御雷を料理でおもてなしした神として伝わり、鹿島神社に祀られています。別名 膳手神かしわでのかみとも櫛八玉比売とも言われます。

 

鹿島神社と言えば、宍道湖の西岸に位置しています。

【鹿島神社】国譲り後の宴会のお社で現在も続くおもてなしとは!?

 

 

そしてなんと、売布神社も元々は宍道湖西岸にあったのだとか。

斐伊川と宍道湖が現在の形になっていく過程で、売布神社の位置も様々に遷座されたのだとか。

そして速秋津比売を祀っていただけの神社に、五十猛などの木の神様が祀られるようになります。

生命の起源は海で生まれたという事から「芽吹き」の象徴を海の底に見立て、その後に大地に木が芽吹く事を願い、木の神様を合祀したのでしょう。

そんな命の芽吹きを願うありがたい神社にお祓いの神様。

穢れを祓い、命の息吹を与えてくださる。

そんな神社には「いい気」が満ちています。

最近気合が入らない、元気が出ないという方は、この神社を参拝しましょう。

穢れを祓って、生命の息吹を吹き込んでいただけそうです。

 

 

売布神社の御本殿

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大社造で千木は女千木。

御本殿は南を向いています。

 

 

売布神社の摂社

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楼門を備えた立派な摂社 「相殿」には五十猛命、大屋津姫、抓津姫が祀られています。

売布神社へのアクセス

松江駅から歩いて9分程度。

町中に位置し、参拝しやすい神社です。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

皆様に良いご縁が結ばれますように!