出雲大社の歩き方

縁結びで有名な出雲大社や出雲の魅力について語ります

大国主命とはどんな神様なのか!?縁結びの神様の由来に迫る!

古事記には有名な「国譲り神話」がある。大国主命が建国した出雲国天照大御神に譲るという。それによって「大和国家」の基礎が成立し、初代天皇である神武天皇(じんむてんのう)の即位へとつながっていくのです。

 

国譲り神話を詳しく書いた記事はこちら

 

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他国の建国の歴史を考えてみてください。

他国は侵略か戦争によって建国してきました。植民地を作り、財を集め、貧富の差を作り、革命が起こり、国家は幾度となく倒れ、建国を繰り返してきました。

 

したがって、他国の国家元首はそれを担う民族さえも入れ替わりを繰り返しており、日本ほど「単一民族の統治が続いた国」というのは他に例がないのです。

 

日本は2018年現在、建国から2678年目なのです。

この歴史を「皇紀」と言います。

 

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そんな日本が今日まで平和に過ごすことができたのも、他国の人々と平和に接する気質を持ち合わせているのも、戦争を起こすことなく国を譲った大国主命がいたからなのです。そんな出雲でも特に大事な神様である大国主命を少し詳しく解説します!

 

大国主命はいろんな名前を持っている

大穴持(おおなもち)、八千矛(やちほこ)、葦原醜男(あしはらしこお)、大国主、所造天下大神(あめのしたつくらししおおかみ)

 

これ以外にも表記する文字の違いや記載されている書物によっても微妙に呼び名が違う。なぜこれほどまでに名前が多いのか。それぞれの名前から大国主の色々な側面が読み取れます。

 

大穴持ちとは!?

当時出雲国は日本屈指の鉱山と製鉄の技術を持った国だった。鉱山は穴を掘って発掘するもの。大きな穴をたくさん持つとは鉱山をたくさん所有し、豊かな国を築いたことが名前に表れているのでしょう。

 

書物によっては大名持と表記されることもありますが、この表記だと偉大な名前という意味か、国の代表という意味にも読み取れます。いずれにしても多くの国民に慕われていたのでしょう。

 

 八千矛とは!?

矛(ほこ)とは武器ではありません。当時の武器は鉄剣、矛とは祭具であり、しかも王家を象徴する祭具であったのです。また、矛は男性器の暗示でもあり、方々で女性と結ばれ子孫を残した大国主命はこのように呼ばれたのでしょう。

 

八千矛という表現は妻の一人である沼河姫との恋歌の中で歌われています。

 

葦原醜男と大国主とは!?

どちらも素戔嗚(スサノオ)が呼んだ名前である。素戔嗚尊の娘であり、後に大国主の正妻となる須勢理姫(すせりひめ)は大国主と恋に落ちた。

大国主は須勢理姫との結婚を許してもらうため素戔嗚の試練を受けることになった。

 

葦原醜男といういわゆる「この奴め」という表現から、見事試練を突破した暁には「大国主と名乗って立派な国を建国するがいい!」と激励されたと伝わっています。

 

所造天下大神とは!?

出雲の風土記に書かれている表現。出雲の王であり、出雲の国家をお創りになったという経緯が表れている名前ですね。

 

大黒様とは!?

神仏習合の時代には、仏様と神様を一緒に扱われ、神社の境内に仏教施設が建てられた理、「神様とは仏様の仮の姿である」といった考え方が用いられるようになりました。

 

その時代、七福神と日本の神様が同一視され、大国主命は大黒様と同一視されたのです。神話の中で大国主命が大袋を持っている姿で現れることが多いのは、大黒様がモチーフになっている要素が強いためです。

 

恋多き大国主命

とにかく奥さんも子供も多い!戦争なく国を広げる手段。それは血縁関係を結ぶ、すなわち「結婚」です。どんなに初対面でも、対立する要素がある国同士でも親戚になってしまえば事を荒立てずに解決したいとなるでしょう。

 

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たくさんの人とのご縁を結び、家族・親戚を発展させていった大国主命はまさに縁結びの神様とお呼びすべきでしょう。

 

このように、大国主様の偉業と恋多き人生を知ると、良縁をゲットしたければ、大国主様にお願いすればいいと思いませんか!

 

神在月には日本全国から神が集い、大国主命の元で図り事を行うのです。古事記の時代から数えても少なくとも1300年は続いているほど、神様からも人気の高い神様なのです。

 

ぜひあなたも出雲大社へお参りになって、大国主命とご縁を結んでみませんか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

です。