出雲大社の歩き方

縁結びで有名な出雲大社や出雲の魅力について語ります

お正月飾りはいつから飾る?謎の神様【としがみさま】とは?

12月を迎えると皆様はどんな事が頭に浮かぶでしょうか!?

 

おそらく殆どの日本人が、この順番で考えるはずです。

 

  1. クリスマス
  2. 年越し
  3. 初詣

 

そうですよね?まずはクリスマスを誰とどんな風に過ごすのか!?

 

恋人がいる人もいない人も、結婚している人もいない人も、そわそわするのではないでしょうか?

 

でも、昔の日本人はどうやら違った年末の過ごし方をしていたようです。

 

 

年越しは年に2回ある!

今の暦では分からなくなってしまいましたが、旧暦では1年を半分に分けて考えられていました。

1月から6月までの春夏で1年、7月から12月までの秋冬で1年という、春秋暦の考え方です。

 

また、1ヶ月は月の運行に合わせて、新月から満月に移る15日×2の周期で計算されていました。

 

基本的に新月(朔)の時が1日となり、その前日を晦日みそか)と呼んだのです。

 

前半の1年の締めくくりとなる6月30日の晦日には、次の1年の無病息災を祈って「夏越の大祓」というお祓いを行います。

 

後半の1年の最後の晦日を大晦日と呼び、1年の締めくくりとしていました。

 

晦日は次の新月を迎えるための大事な節目。

 

月も一周して、新しい月に生まれ変わるのです。

 

月を見て生活していた昔の日本人は、次の生まれ変わりの1日に備えるため、身の回りの清めを行なったのでしょう。

 

 

晦日の準備は何のため?

みんなこう答えるでしょう。

 

「新年をいい気分で迎えるため」

 

また、年末の食料の買い込みや、おせち料理などの風習を踏まえて、

 

「寝正月するため」

「正月休みを楽に過ごすため」

 

と考えていらっしゃる方も多いかもしれません。

 

新年を迎えるために行う準備というのは、本来は

「年神様(としがみさま)」をお迎えするためなのです。

 

 

年神様が降臨できる環境を整えるための準備なのです!

 

自分が楽をするためではなく、神の降臨を願い環境整備をするのです。

 

 

年神様の降臨に必要なことは?

まず何を置いても「きれいにしておくこと」が肝心です。

 

神社でも同じ考え方ですが、「清らかなところに神様は降りる」のです。

雑草が生え放題だったり、社殿がぼろぼろのまま修繕されないなどの神社は気が乱れ、とても手を合わせるような雰囲気にはなりません。

 

こういう神社は気味が悪くもあります。

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お家の中も一緒です。

年神様をお迎えするためにはお家の中を綺麗にしなくてはならないのです。

 

 綺麗にした後は、年神様が降臨するための「正月飾り」を用意します。

 

 

お正月飾りの意味

正月飾りには実はそれぞれ意味があります。

それは縁起の良いデザインであるだけでなく、それぞれの役割があるのです。

 

しめ縄飾り 

神社の入り口にもありますね。しめ縄。

これは神様が降臨する「神聖な領域」を示すものです。

 

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お家の中に年神様をお迎えするのですから、当然しめ縄が必要ですね。

 

しめ縄の意味についてはこちらに書きました

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 そして、正月用のしめ縄飾りには縁起の良いものがたくさんついています。

 

  • 紙垂の裏白

清廉潔白を表します。清らかな場所だという事を示すのでしょう。

 

家が代々栄えますようにとの願いを表します。

 

  • ゆずり葉

家督をゆずり、代が絶えませんようにという願いを表します。

 

  • 海老

長寿を願う象徴です。神様への神饌という説もあります。

 

 

門松(かどまつ)

年神様が降りる依り代とされています。

 

神社でいうところの御神木といったところでしょうか。  

 

 

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鏡餅(かがみもち)

日本人にとって一番大事な「米」を使ってできた餅はまさしく「命」の象徴です。

 

命の象徴を年神様にお供えすることで、お米の収穫に感謝を捧げます。

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そして餅を下げ、ぜんざいなどにしていただく「鏡開き」は、祈りをささげた後の餅を食べることで「生命の更新」が図られるという信仰なのです。

 

 書いてたら食べたくなってきた・・・

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正月飾りはいつからいつまで飾る?

12月13日から「すす払い」といって、いわゆる大掃除を行います。

 

掃除が終わり次第飾りはじめ、1月7日の「七草の日」まで飾ります。

 

晦日から飾ることは「一夜飾り」といって忌み嫌われました。

 

年神様に失礼と考えられたのでしょう。

 

 

ところで年神様とはどんな神様!?

 

須佐之男命の御子神であられる、「大年命(おおとしのみこと)」または大年の御子神である「御年命(みとしのみこと)」であるとする説と、

 

地方によっては先祖の魂を指している場合もあります。

 

須佐之男命の御子神はいずれも五穀豊穣の神様。

 

特にお米の収穫高が豊かさを決定づける弥生時代以降においては、これらの神様は特に大切に祀られたのでしょう。

 

実は年神様は年に2度降臨されるのです。

それは正月とお盆です。

 

どちらかと言うと、お盆は仏教的な行事と習合して、仏様の印象の方が強いかもしれませんね。

 

なぜ1月と6月に年神様をお迎えするのか?

 

それはすなわち休農期だからです。

田植えや収穫などの仕事が無い時期の方が、年神様も忙しく無いだろう、というのが理由の様です。

 

昔の人のお米の収穫に対する真摯な姿勢が伝わって来ます。

 

我々はそれほど意識しなくてもお米をいつでも食べられるようになりました。

 

日本で不作でも外国産のお米を食べれば良い。

確かにそうなのかもしれません。

 

しかし、その便利さの代償として、自然に感謝する大事なイベントの意味を忘れてしまいました。

 

盆と正月は旅行に出かけたり、寝転がってダラダラする時では無いのです。

 

忙しくて大掃除どころでは無い人も多くなりました。

 

今やほとんどの日本人の家に、

年神様が降りてこられない

のではないでしょうか?

 

そんな方はぜひ、出雲大社三歳社にお参りしてみましょう。

 

年神様に直接お会いして、感謝をお伝えするだけでも、いいお正月が迎えられるかもしれません。

 

 

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最後まで読んでくださってありがとうございます!

皆様に良いご縁が結ばれますように!