【立石神社】現代に残る磐座!水の神様を祀る古からの祭場

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出雲大社から北東へ26km。出雲でも指折りのパワースポットがあります。

その名も立石神社(たていわじんじゃ)

ここには古代祭祀の跡が残り、驚くべきことに現在も祭祀が続けられているのです!

パワースポット好きの方、必見ですよ!

立石神社の御神体

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三つの巨石が御神体

高さ12.7m、最大幅10.9mもあります。調査の結果、かつては1つの巨石であった可能性があり、現在は割れて3つになっているとのこと。

圧倒的なパワーを秘めたこの巨石は古くから雨乞いの神様として信仰篤く、現在でも毎年9月には豊作と無病息災を祈願する例祭が行われています。

古代の祭祀の場が現代でも使われているというのは非常に珍しく、かつありがたいです。氏子の方々に感謝する他ありません。

立石神社の御祭神

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多伎都比古命(たきつひこのみこと)

この神は出雲風土記にしか登場しません。大国主命の孫とされ、アジスキタカヒコの息子とされています。

そのお名前にある【タキ】は滝に通じ、水の神様として信仰されています。

多伎都比古命のルーツ

出雲風土記によると多伎都比古命とは阿遅須枳高日子(あじすきたかひこ)と天御梶日女命(あめのみかじ)の間に生まれた御子。

アジスキタカヒコと言えば大国主命の御子ですね。

つまり多伎都比古命は大国主命の孫にあたる訳です。

さらに出雲風土記にはこんな記述があります。

天御梶日女命が多宮村までいらっしゃって多伎都比古命をお産みになりました。そのときお腹の子供に教えて仰った事には、「汝の母が御祖の向位に産もうと思うが、ここがちょうど良い」

つまり、御祖(みおや)とはアジスキタカヒコのことで向位とは向かい合わせの事。つまり、アジスキタカヒコがいる場所の向かい側が、多久宮村という事になります。

ではアジスキタカヒコはどこにいらっしゃるのでしょうか?この謎は別記事で追いかけるとしてー

天御梶日女命は産む場所をお選びになったという事ですね。

多伎都比古命の正体

多久村には出雲の4つのカンナビ山の1つである大船山があります。大船山には烏帽子岩という石神があり、そのたもとには虹が滝があります。

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この虹が滝は古くから信仰の対象とされ、虹が滝こそが多伎都比古命の御神体なのだと考えられています。

そしてこの虹が滝と立石神社は表裏一体の位置関係なのです。いずれも立石神社の裏山にあたります。

虹が滝のすぐ隣には天御梶日女命と多伎都比古命を祀る宿努神社(すくぬ)神社があります。

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立石神社のミステリー

雨乞いの儀

この巨石の前で祈祷を捧げた御幣を、近くの雲見峠に持っていくと必ず雨が降ったという。

雲見峠を越えたところには多伎都比古命の産まれた場所、虹が滝と出雲の4つのカンナビ山の1つである大船山があります。

虹が滝と立石神社の大岩を行き来する事で祈りが完結するというのは、どちらが多伎都比古命のおわすところかというよりも、このカンナビ山全体が信仰の対象と見るのが正しいのかもしれません。

その中で祈りの場が立石神社という事なのでしょう。

たていわさんの祟り

明治初年に資産の無い神社は大きい神社に合祀するように、と明治政府から命じられた事を発端に鞆前神社に合祀されました。

その際、この大石の嶺に弓掛の松と鞆掛の松の二本の松が伐採されました。それどころか境内の樹もことごとく伐採されたのだそうです。

ところがその後、伐採に当たった人々やその木を購入した人が次々に精神に異常をきたしたのだと言われています。

その後、氏子さんたちの強い要望によって昭和十年代にこの場所での祭祀を取り戻したのだそうです。

立石神社へのアクセス

公共交通機関は通っていません。マイカーかレンタカーでお越しください。出雲大社からは車で約42分です。磐座の割に参拝ルートは短く、軽装でも安心してお参りいただけます。事前に知っておきたい方は下記の動画をご参照ください。

まとめ

古代から大事にされてきた祭場には出雲風土記にしか登場しない多伎都比古命という神様。粗末に扱っては祟られるほど霊力の強い神様です。

しかし農業にとって大切な雨をもたらす神として大事にされ、一度は神社自体が無くなりかけた時代を乗り越えて来ました。

地元の方は「ぜひ遠方の方々にも参拝していただきたい」と仰るほど、熱心に手入れをなさっています。ぜひ皆さん参拝して、後世に伝えて行きましょう。

最後まで読んでくださってありがとうございます!皆様に良いご縁が結ばれますように!

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