兵庫県たつの市。鶏籠山(けいろうざん)南西麓にある龍野(たつの)神社。江戸時代後期から明治時代初期に流行した藩祖を祀った神社のひとつ。

龍野藩は脇坂家が治め、藩主は脇坂安治(ヤスハル)でした。龍野の地名を冠する神社に訪れたのは、この龍野神社の末社に行ってみたかったからですが、まずは藩主様にご挨拶。

 

龍野神社のご祭神

建安治主神(ケンヤスハルヌシノカミ)

 

龍野藩脇坂家初代の脇坂安治のことであり、武安治公霊あるいは建安治主大明神とも称したそうです。「建」とつく神様は武に秀でた神様の事です。江戸時代に武功を挙げた方であれば、名誉ある称号ですね。

 

龍野神社のご由緒

文久2年(1862年)に龍野藩第9代藩主脇坂安宅が、隣に先祖の祖霊社として建立。

 

神社隣にある聚遠亭(しゅうえんてい)はもともと脇坂家の御屋敷だったのだそうです。紅葉の綺麗な庭園です。

 

龍野神社の御本殿

社殿は入母屋造、千木は男千木、御神紋は輪違、社殿は南東を向いています。

 

龍野の町を望む高台に位置し、龍野の方角を見つめている龍野神社。初代藩主は今も街を見守っているのでしょうか。

 

龍野神社の境内社

水天宮社

天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)

 

粟嶋神社

少名彦名命(すくなひこなのみこと)

 

城山八幡宮

応神天皇

 

龍野神社へのアクセス

JR姫新線 本竜野駅下車後、 徒歩25分またはタクシー8分です。駅からだいぶ離れていますので、タクシーでの移動をおすすめします。

 

紅葉谷

神社の麓には紅葉谷があり、文字通り紅葉の綺麗なスポットです。写真を構えた観光客がたくさんいました。

 

 

まとめ

龍野藩主を祀る龍野神社。紅葉の綺麗な山の中に鎮座し、現在も街を守護するようなたたずまいでした。たつのの街は穏やかで、非常に心が落ち着きます。龍野醤油なども有名ですので、癒しを求める方はのんびり散歩してみてはいかがでしょうか。