今上天皇のご退位が半年先の2019年5月に迫ってきました。今現在40代前後の方は子供の頃に昭和天皇退位と元号の変更を経験しているでしょう。

天皇について詳しいことは分からないという人でも、天皇の存在を知らない人はいないはずです。

f:id:kunato38:20181102062141j:plain

しかし、今の子供達は天皇の存在を知っているでしょうか?テレビや新聞を見る人が少なくなり、動画チャンネルで自分の好きなものだけを見る時代になりました。10代~20代の若者はその7割近くが「天皇には興味ない」とアンケートに答えている始末。。

私たち大人が子供たちに「日本の文化」や「日本の成り立ち」を伝える事が出来ているでしょうか?

また、これから東京オリンピックを控え、外国の方がたくさん日本を訪れますが「日本について教えて欲しい」と言われた時にこうなるはずです。

何を話せばいいのだろう?

ここでは日本がどうやって国を作り、天皇がどのような役割を担ってきたのかを解説してみますね。

日本の成り立ち

日本は2019年現在 建国2679年目です。

世界で最も長い歴史を持つ国です。世界中の国の人々が日本の伝統文化に興味を持っています。

建国年についてはこちらの記事に詳しく書きました

www.izumo-enmusubi.com

しかし日本人のほとんどは日本建国について学んでいません。他国と違って建国当時の話は古事記という神話に書かれているからです。

史実がどうだったかなど、確かめようもない昔から我が国は存在していたのです。

神話から現在まで王家の血筋が続いているなど、もはや奇跡と言っていいでしょう。

天皇のルーツ

このように日本建国は古事記に記載されているストーリーに則っています。

神武天皇の先祖は天照大御神ですから、天皇は天照大御神の子孫という事になります。

古事記は神世の時代から国譲り、神と人の時代、そして人の時代へと流れていく様が描かれています。

私たち日本人は多かれ少なかれ天皇家の血が混じっています。ですから私たち日本人の祖先は天皇家と同じく天照大御神です。

ですから天照大御神は日本人の総氏神様とも言います。

さらに天照大御神の親神は伊奘諾(いざなぎ)と伊弉冊(いざなみ)です。伊奘諾と伊弉冊は天照大御神だけでなく、八百万の神を生み出しました。

つまり、祖先をたどれば私たちと神様はみな親戚関係にあるのです。神様は私たちと縁遠いところにあるのではなく、すぐそばにいるのです。

あ、宗教の勧誘じゃありませんので(笑

神様も天皇も私たち日本人の真ん中にいる、ピラミッド階層の頂点に君臨するのではなく、輪の真ん中にいるのだと解釈すると良いでしょう。

 天皇とは何か〜国体と政体〜

海外では、政権が変わるという事は国名が変わるという事と直結します。

そうなると政治だけでなく文化も、住んでいる民族も大きく変わってしまいます。

日本も建国間もないころは天皇というポジションを狙ってクーデターや兄弟間の争いなどがあったのでしょう。義務教育ではこういうネガティブな事件だけを教えるという、徹底的な皇族を貶めるための行為が行われました。

また、医療もまだまだ不十分な為、突然国のリーダーが病死してしまうリスクもありました。

国を代表する君主が突然いなくなってしまうと、国はどうなるでしょうか?空いたポジションを狙ってつまらない争いが起きてしまいますよね。

日本人がこうした争いを避けるために選んだ方法は国体と政体を分けるという方法でした。

つまり国体とは祭祀王、政体とは統治王です。

祭祀王が天皇家、統治王とは後の武家社会、そして現代の政府へとつながっていきます。

これによって

政治が倒れても国は倒れない

という素晴らしいシステムが出来上がったのでした。

日本の天皇という制度はこうした国が亡びるリスクを回避する最良の方法なのです。

天皇の職務とは

天皇陛下の職務は大きく分けると2つに分類できます。

1つは日本国憲法に規程された職務、いわゆる国事行為。

もう一つは祈る事です。

祈るだけというとピンとこないと思いますが、祈りの力をなめてはいけません。

今までどんなことをしても静まらなかった硫黄島の戦死者の霊が、天皇陛下の慰霊訪問によってピタッと治まったと言われています。

この天皇陛下の職務についてはまた別の記事に書きますね。

今日は此処まで。最後まで読んでくださってありがとうございます!

初めての日本神話にオススメの本

神社に興味があるのに! 神社の御由緒書きを読んでも内容が分からない! パワースポットとか大好きなのに ネット検索するしか調べる術がない… 日本文化をもっと詳しく知りたい と思ったら、神話にルーツがありそうだと分かった…   などと悩んでいる方!実は僕もそうだったんです!これからご紹介する本を読めば、神社に行くのがもっと楽しくなって、日本文化のルーツが分かります! でも神話って読みにくい・・・そんな最初のハードルを越えやすい優秀な書籍です。僕は今でも片手に読みながらブログを書いています。時には神社参拝に持っていく事も! 神社のいろはを勉強するならまずは読んで欲しい。。そんなお勧めの書籍たちをご紹介します!  

古事記の入門書

皇室の旧宮家である、竹田恒泰先生の書籍。古事記には非常にたくさんの神様が出てきて、全部覚えようとすると挫折します。。実は古事記って再び登場する神はほとんどないんです。 この本は覚えた方がいい神様とそうではない神様を見分ける目印がついているというスグレモノ! さらに皇室側の視点で見た読解がすごく面白い!そして丁寧な解説!初めて古事記を読むなら、この本が絶対おすすめ!  

日本書紀の入門書

神話や和歌が少ない日本書紀は、読み進めるのがつまらなくなりがち。だって日本書紀って年表を読んでいるような気になる記述なんです。 でもこの本なら漫画表記と文字表記がペアになっているという画期的な工夫がなされています! 文字だけ読みたい人にも、漫画だけ読みたい人にも一冊で対応可能!しかも、どっちを読んでもある程度内容がつかめてしまうという・・・初めて日本書紀読むなら絶対これ!  

超高速で理解する古事記

超高速で理解する古事記|note
神様の名前を読む自信が無い!
神話を読む自信が無い!
そもそも本を1冊全部読めた試しがない!
だいたいどんな話なのか分かれば十分という方!
 
これなら超高速で古事記を理解し、10分あれば古事記の概要を理解し、天皇や神社について大雑把に理解できます。
時間のない方にもおすすめです!
読んでみる