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神社の拝殿とは何か?本殿との違いを知っておきましょう

神社の境内には色々な建物がありますが、それぞれについて詳しく知っている人は少ないかと思います。

神社に参拝した全てが目にする場所、拝殿(はいでん)については知っておくと非常に為になります。

今回はそんな拝殿の事をご説明いたします。

神社の拝殿とは何か?

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拝礼を行う場所です

拝礼とは、お祈りの事を指します。

お賽銭箱にお金を入れて、自らのお願い事をお祈りする「祈願」と、神職の方に穢れを祓ってもらう「お祓い」があります。

 

拝殿で行われることの例

神社の規模によっても違いますが、一般的な街の小さな神社であれば、神社で執り行うイベントのほとんどを行います。

御祈祷・お祓い・社務所で行うような事務(御朱印・お授け所)、神楽の奉納、定例的なお祀り事などです。

出雲大社のような大きな神社になると、社務所は別にあり、お祓い所や神楽殿も別棟があります。

神社の拝殿と本殿は何が違うの?

ご神体が鎮座しているのは本殿、拝殿にはご神体はありません

これには一部例外があり、ご神体が山や岩、滝などである場合、ご本殿自体がない場合があります。

ご本殿の扉はなぜ閉まっている?

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ご神体を直接目にすることを控えるべきだからです

尊い物、尊いお方にお会いするとき、目を伏せたり、膝まづいたりする姿を想像してください。本当に大事に守られてきたご神体だからこそ、畏敬の念を持って接するべきなのです。

ご神体を目にすることは特別な事がない限り許されません。多くの場合、ご神体は鏡などですが、特別な例祭の時やお正月、国民の祝日などには扉が開け放たれることもあります。

しかし、いくら扉が開けられたからといって、しめたとばかりに写真撮影するのはご法度です。

神職の方でさえ、口伝で継承してきた大事なご神体なのです。その道に入門さえしていない人がいきなりスマホで写真を撮り始めたらどんな気持ちになられるでしょうか?

そういったこれまで守ってきてくれた神職の方、地元の氏子の皆様の気持ちを推しはかりながら慎重に行動しましょう。神職の方に「撮影してもいいですか?」とお尋ねになると、撮影OKの神社もあります。とはいえ、撮影されるときは失礼のないようにお気をつけくださいね。

拝殿の内部には何がある?

拝礼用の祭具があります

団体でお祓いを受ける、ご祈祷を受ける場合に備え、数人が座れる椅子が用意されている他、

お祓いに使われる玉串、神様にお供えする五色の布や榊などがあります。

拝殿の構造は様々ですが、一般的には拝殿と本殿の間に幣殿(へいでん)があり、お祓いやご祈祷の最中に榊をお供えしたり、お神酒やお米をお供えするのもこの幣殿です。

お祓いやご祈祷の際に、神職の方に榊の枝を手渡され、前に出てお供えくださいと言われませんでしたか?拝殿から前に進み出た、あの場所が幣殿の中なのです。

拝殿と本殿の楽しみ方

神社の立地によっては正面から見えるのは拝殿だけ、ご本殿は見えないという神社もあります。

こういった神社では拝殿の中から見えるご本殿の扉だけが一般に公開できる範囲となります。

もしも拝殿の裏側に歩いていく事ができ、本殿が見えるのであれば、ぜひお参りになった記念に本殿の造りを眺めてみてください。ご由緒に合う構造なのか、ご祭神に合う構造なのかを見るのも楽しいですよ。神社に隠されたミステリーを見つけてみるのも神社参拝の楽しみのひとつです。

楽しみ方のヒント

千木で神様の性別がわかる?

千木の形で男神なのか女神なのかを見分けられると言われています。しかし、出雲にはこのルールに当てはまらない神社が多いのです。。。

真実はどこに!?

詳しくはこちらの記事をご参照ください

神社の千木は何を意味するのか!?

 

御神紋で神様のルーツがわかる?

家紋と同じように神社には神紋があります。どんな神様とご縁があるのか、どんな家系につながっていった神様なのか、紋章の意味が分かるとより深い理解につながっていきます。

もしかしたらあなたのご先祖様だったりして!?

 

この神社のように紋章から真実がわかります

法吉神社|大国主の命を助けた蘇生の神!うぐいす谷に降臨!

 

 

いかがでしたか?拝殿をご本殿と勘違いなさっていた方も少し詳しくなれたのではないでしょうか?

色々勉強してから参拝すると、いつもお世話になっている氏神様や、出雲大社などの憧れの神社についてもっと知ることができますよ!お願いごとをより叶えていただきやすくなるかも!?

最後まで読んでくださってありがとうございます!

皆様に良いご縁が結ばれますように!

 

初めての日本神話にオススメの本

この記事を読んだ方はこんなお悩みがあるではないでしょうか!?

神社に興味があるのに!

神社の御由緒書きを読んでも内容が分からない!

パワースポットとか大好きなのに

ネット検索するしか調べる術がない…

日本文化をもっと詳しく知りたい

と思ったら、神話にルーツがありそうだと分かった…

 

などと悩んでいる方!実は僕もそうだったんです!これからご紹介する本を読めば、神社に行くのがもっと楽しくなって、日本文化のルーツが分かります!

でも神話って読みにくい・・・そんな最初のハードルを越えやすい優秀な書籍です。僕は今でも片手に読みながらブログを書いています。時には神社参拝に持っていく事も!

神社のいろはを勉強するならまずは読んで欲しい。。そんなお勧めの書籍たちをご紹介します!

 

古事記の入門書

皇室の旧宮家である、竹田恒泰先生の書籍。古事記には非常にたくさんの神様が出てきて、全部覚えようとすると挫折します。。実は古事記って再び登場する神はほとんどないんです。

この本は覚えた方がいい神様とそうではない神様を見分ける目印がついているというスグレモノ!

さらに皇室側の視点で見た読解がすごく面白い!そして丁寧な解説!初めて古事記を読むなら、この本が絶対おすすめ!

 

日本書紀の入門書

神話や和歌が少ない日本書紀は、読み進めるのがつまらなくなりがち。だって日本書紀って年表を読んでいるような気になる記述なんです。

でもこの本なら漫画表記と文字表記がペアになっているという画期的な工夫がなされています!

文字だけ読みたい人にも、漫画だけ読みたい人にも一冊で対応可能!しかも、どっちを読んでもある程度内容がつかめてしまうという・・・初めて日本書紀読むなら絶対これ!

 

超高速で理解する古事記


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神様の名前を読む自信が無い!
神話を読む自信が無い!
そもそも本を1冊全部読めた試しがない!
だいたいどんな話なのか分かれば十分という方!

 

これなら超高速で古事記を理解し、10分あれば古事記の概要を理解し、天皇や神社について大雑把に理解できます。
時間のない方にもおすすめです!

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